快挙!!
第92回アカデミー賞の授賞式にて、メイクアップアーティストのカズ・ヒロさん(旧:辻一弘)が映画「スキャンダル」で2度目のメイク・ヘアスタイリング賞を受賞しましたー。
パチパチパチパチ!!!
そんなおめでたい話の中、受賞よりも、カズ・ヒロさんが日本嫌いでアメリカに国籍を変えたことが話題になっております。
なので、ちょっと調べてみました。
カズ・ヒロのプロフィール
★カズ・ヒロ
旧名:辻 一弘(つじ かずひろ)
1969年5月25日(50歳)
国籍 アメリカ合衆国 ロサンゼルス在住
出生地 日本 京都府京都市
職業 メイクアップアーティスト、現代美術家
京都・平安高校時代に見た映画雑誌にて特殊メイクに興味を持つ。
その後、その雑誌で影響を受けたアメリカのメイクアップアーティストである“ディック・スミス”に自分の顔にリンカーンのメイクをして、手紙を送ったことがきっかけでメイクを学び出したそうです。
カズ・ヒロは結婚しているの?
カズ・ヒロさんの結婚、奥様や子供のことについて、調べてみましたがプライベートの情報が全くありませんでした。
27歳の渡米の時、単身渡米になっているのでその時から独身の様ですね。
現在、50歳ということなのですが、見た目も若く、人間的にも優れ、魅力あるお方だと思いますので今後、その様な話題も出てくる可能性もあることでしょう。
しかしながら、
忙しすぎて“結婚”という選択肢がないのかもしれないですね。
カズ・ヒロが日本文化を嫌いな理由
カズ・ヒロ(辻一弘)さんは2019年3月に米国の市民権を取得。
「こう言うのは申し訳ないのだが、私は日本を去って、米国人になった。(日本の)文化が嫌になってしまい、(日本では)夢をかなえるのが難しいからだ。それで(今は)ここに住んでいる。ごめんなさい」
「日本人は、日本人ということにこだわりすぎて、個人のアイデンティティが確立していないと思うんですよ。だからなかなか進歩しない。そこから抜け出せない。一番大事なのは、個人としてどんな存在なのか、何をやっているのかということ。」
と、第92回アカデミー賞の授賞式で会見した様です。
日本の“メイク”や“ヘアスタイリング”という業界では、個人のアイデンティティを主張したり、確立することに苦労されたのでしょうね。
中には、日本での人間関係でも結構悩んでいたとの記事もありました。国籍を変えてまでも切り替えて仕事に打ち込みたかったのでしょうね。
確かに、今でこそ少しずつ“個”ということが認められつつありますが、まだまだ、海外の国々からすると日本という文化が、個性を潰してしまっている側面があるのでしょうね。
カズ・ヒロのネットの声
ちょっと、ネット上での声を拾ってみました。
カズ・ヒロ氏「日本人は、日本人ということにこだわりすぎて、個人のアイデンティティが確立していないと思うんですよ。だからなかなか進歩しない。そこから抜け出せない。一番大事なのは、個人としてどんな存在なのか、何をやっているのかということ。」
— タロー・ヤグチ(折り紙アーティスト/国際弁理士(日・米)矢口太郎) (@taroyagu) February 10, 2020
2度のオスカーを受賞したカズ・ヒロ氏の過去のインタビュー:「結局、大事なのは、これまで何をしてきたかじゃなくて、これから何をするか、これからどう生きていくのか、何を残していくのかということ」という言葉に強く同意。https://t.co/bcSe036HB0
— Kazuyo K (@kazuyoyk1) February 11, 2020
カズ・ヒロ氏のインタビューが話題になってますが
世界中の一定数の人々にとって「国籍」は選んだり、掴み取ったり、また捨てる対象であるんですよ
つまり個人がある国と意識的且つ能動的に関係を構築する、と言う事です。この感覚は国籍を受動的に捉える事が多い日本人には理解され難いでしょうね
— Tsunehisa Nakajima (@carlostsune) February 10, 2020
ご意見は様々ですね、一概にカズ・ヒロさんが良いとか悪いとかという問題ではないと思います。
このカズ・ヒロさんの受賞と、受賞後のコメントにみなさんがそれぞれに何を感じ、自分はどうしたいか?を考える機会になるといいですね!
とは言え、
ヒロ・カズさんにとっては、
国籍を変え、自分の舞台をアメリカに変えたことにより人生が変わる様な出来事が起こったことに事実は間違えないでしょう。
まとめ
カズ・ヒロさんに関して調べてみました。
今回、国籍を変えたことに何かとフォーカスされておりますが、もっとこのアカデミー賞を受賞した“作品”や“スキル”にフォーカスする様な話題に変化していくといいですね!
きっと、そこには国籍は変わったものの“日本人”だからこその作品やスキルが垣間見えるのではないでしょうか?
ともあれ、アカデミー賞受賞おめでとうございます!!
コメント